共同通信杯/サブジェクト 新馬戦の呪縛から解き放たれて
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栗東 DW 重
66.8-52.3-38.8-12.3 一杯

2007年8月12日、札幌4R・2歳新馬戦――。
サブジェクトのデビュー戦は、観る者に大きなインパクトを与えるものだった。

好スタートを切るも道中は控えて8〜9番手。
4コーナーでも10番手という位置取りから、上がり34秒4の末脚を使い、直線だけで先団を呑み込む。

レース後は、多くの競馬メディアがクラシック候補とはやし立てた。
しかし、その評判と反比例するように、サブジェクトの成績は落ちていく。
札幌2歳S2着、萩S4着、朝日杯FS13着……。

この悪い流れが変わったのは、前走ラジオNIKKEI杯だ。
これまでの後方待機から一転、道中3番手という先行策で見事に出世レースを制した。
大久保助手はレースをこう振り返る。
「決して瞬発力のあるタイプじゃないから、早めに動く方がいい。ペリエはそこを上手く見極めて、力を出し切ってくれたね」

このレースは、サブジェクトが新馬戦の呪縛から解き放たれる切っ掛けになったのかもしれない。
今朝の追い切りでまたがった市丸助手はいう。
「ビッシリ追ってくれるペリエは合っているんですよ。追い切りも集中力のある、いい動きでしたし、前走のような競馬をしてもらって、結果を出してほしいですね」

人気先行ではない、実力を伴った真のクラシック候補へ。
サブジェクトはもう一度、階段を上り始めたところだ。

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